「怒り通り越してあきれ」「残念です」「自分のことしか考えてない」自民党・鶴保議員の発言に能登の人たちは|TBS NEWS DIG
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きのう、鶴保氏の地元・和歌山県で開かれた参議院選挙に向けた演説会。鶴保氏は演説の中で、都会と地方などふたつの地域を行ったり来たりしながら生活する、いわゆる「二拠点生活」を和歌山県でも推進していこうと訴えていました。
自民党 鶴保庸介 参議院予算委員長(きのう)
「総務省は普通はこういう時は立ちはだかって反対をする。しかし今回に至っては、本当に協力的だった。むしろ率先してやってくれたと言ってもいい」
「また、運の良いことに能登で地震があったでしょう。能登で地震があった時に地震が上の方であったのが、あの輪島だとか、あの…たま…何だっけ。あの上の方ね、能登半島、北の方ね。そういう地域で(能登半島の)根っこにある石川県の金沢とか、ああいうところから被災地域まで行くのに、金沢も被災したんですが、その地域(能登)まで行くのに寸断された道をずーっと上がって行って、2時間半とか3時間かかる。被災者は金沢に住んで、いちいちいちいち(能登の)被災した家を点検するような作業をずっとしておられた。輪島市の市役所もないのに金沢市に住んで、被災地域のための補助金をもらうために自分の住民票をいちいちいちいち市役所がまともに動いていないところに3時間かけて行くのはおかしいじゃないかという話になった」
「結局、緊急避難的ですが、金沢にいても輪島の住民票がとれるようになっていった。やればできるじゃないかという話になってしまった。チャンスです。2つの地域で住民票登録ができるんだと。やろうと思ったらできるんだ。どうしたらいいのかについても、総務省は自分でやっちゃった」
「マイナンバーカードをお持ちですよね。マイナンバーカードに登録をしてしまえば、2つの地域の住民票が持てますよという制度にしようじゃないかとなった。そこまではこの法律ができたというか、この選挙が終わったらすぐにでもやろうというところまできている」
「ですが、2つの住民票を持てるって言ったって、インセンティブがなかったら何の意味もない。『それ、どういう得があるの?』 『(住民票を)2つ持っていることで、どういう得があるの?』と言われてしまうと、もちませんね。そこで(2地域を)行ったり来たりできるような、(2地域を)行ったり来たりすると安くなるような、あるいはA地点とB地点とで同じ行政サービスが保障されているような。登録さえすればそういうことができるというメリットを与えるためにも、私はこの2地域居住の細部をこれから作ろうじゃないかということで提案をした」
鶴保議員の発言について、能登の人たちはどう感じたのでしょうか…
ボランティアを受け入れていた女性
「地震のがちゃがちゃの時よりも少しずつ前を向いて歩こうとしている時に、そういう言い方は非常識やなと思うし、自分のことしか考えてないなと思う」
輪島市民
「怒りというか色んな議員の発言は怒り通り越してあきれですよね。現状を知らないで言ったと思うので、かわいそうな人だなと思います。残念です」
一夜明け、鶴保議員は会見を開き、謝罪しました。
自民党 鶴保庸介 参議院予算委員長(午前11時すぎ)
「被災地の利便性向上を目的とした行政上暫定支援措置は、二地域居住の促進のための複数住民登録への道筋となることを表現するには、被災地への配慮が足りなかったと反省しております。言葉足らずになったと同時に、このことについて被災地のご苦労を考えると、例示として出すにも適当であったかどうかを深く考えなければならないと思います。陳謝の上、撤回させていただきたいと思っています」
また、議員辞職や離党については「考えていない」と否定しました。
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